ワークショップ
実験社会科学 サマースクール 2008 要領
- 日時
- 2008年9月8日(月)9:00-9月10日(水)12:30
- 場所
- 早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館4F PC実験室および隣接講義室(401号室)
早稲田大学へのアクセスについて
http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
キャンパス案内図(③の建物)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda_up.html
- 目的
社会科学を専門とし、実験法について初心者の研究者を対象に、各社会科学分野の実験法の基礎概念と方法を学び、各分野での方法の長所・相違点等を理解する。その上で自らの研究に則した実験案を企画する。
- スケジュール
9月8日
9:00-11:00
実験法の基礎についての講義+班分け(担当:渡部 幹 早稲田大学高等研究所准教授)
12:30-15:00
経済学集団実験の基礎(担当:西條辰義 大阪大学社会経済研究所教授)
15:30-18:00
心理学集団実験の基礎(担当:山岸俊男 北海道大学文学部教授)
18:30-
懇親会(早稲田大学キャンパス内:カフェ125(予定))*参加費は無料です。
9月9日
9:00-11:00
金融実験の基礎(担当:広田真一 早稲田大学商学部准教授・鈴木久美 山形県立米沢女子短期大学社会情報学科専任講師)
12:30-14:30
意思決定実験の基礎(担当:藤井 聡 東京工業大学土木・環境工学科教授)
14:45-16:45
文化心理学実験の基礎(担当:内田由紀子 京都大学こころの未来研究センター助教)
17:00-18:00
政治学実験の現在(担当:谷口尚子 帝京大学文学部専任講師(予定))
9月10日
9:00-12:30
参加者による実験デザイン発表およびコメント(渡部 幹 早稲田大学高等研究所准教授・清水和巳 早稲田大学政治経済学部准教授)
- 事前準備について
参加者の方々は、あらかじめ河野勝・清水和巳編著『入門・政治経済学方法論』(東洋経済新報社)の0章(序論)および3章(実験)を読んできてください。
参考URL:
http://www.amazon.co.jp/入門政治経済学方法論-清水-和巳/dp/4492211721
- 10日の発表について
参加者の方々には、初日の午前中にいくつかの班に分かれていただき、それぞれの班で実験案を企画して3日目の午前中に発表をしていただきます。班を作るときには、偏りの無いように、初心者と経験者、分野のバランスを考慮することとします。各班のメンバーには、昼休みやスクール後などに集まり、実験案についてディスカッションを行い、発表の準備を行うことが推奨されます。発表の際は、簡単なものでかまわないので、パワーポイントのスライドを作ることを原則とします。無理な場合には紙媒体の資料等でもかまいません。パワーポイント作成については、PC実験室のコンピュータを使えるようにしておきます。
- 懇親会について
このスクールの表向きの目的とは別に、「裏の」目的として、異分野の研究交流があります。社会科学のさまざまな分野の研究者が一堂に会して議論できる機会はそうそうありません。多くの共同研究が始まるきっかけになればと思っています。初日の懇親会には、是非ご参加いただき、多くの方々との交流を深めていただきたいと思います。班の実験企画について話し合う場としても良いと思います。参加費は無料です。場所は「カフェ125」(早稲田キャンパス大隈庭園横)を予定しています。
- 【重要!】旅費・滞在費支給について
このスクールの旅費・滞在費の支給を希望する方は、大阪大学西條研究室秘書の栗棟恵美さん(secsaijo@iser.osaka-u.ac.jp)にメールでお申し込みください。折り返し必要な書類等について連絡いたします。こちらからリマインドすることはないので、申込みのない方には支給できないことがあります。お気をつけください。また科学研究費の使用規定に基づく支給となりますので、事情によっては必ずしも全額支給とはならない場合もあることをご了承ください。
質問等は早稲田大学高等研究所の渡部 幹(mwatabe@aoni.waseda.jp)にお願い申し上げます。