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ワークショップ

実験社会科学 サマースクール 2010 のお知らせ

 

主催:信州大学経済学部
    玉川大学脳科学研究所 
    文部科学省科学研究費特定領域研究『実験社会科学-実験が切り開く21世紀の社会科学-』

協賛:トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社

 

文部科学省科学研究費特定領域研究「実験社会科学-実験が切り開く21世紀の社会科学-」主催のサマースクールを、9月13-15日の日程で信州大学において開催致します。 竹内幹先生(一橋大学)による、社会科学における実験手法を使った研究を概観する導入講義に始まり、下條信輔先生(カリフォルニア工科大)、高橋英彦先生(京都大学)、春野雅彦先生(玉川大学)、大井学先生(金沢大学)を講師に迎え 、人文・社会科学系の人のための神経科学入門講座を、またそれに引き続き、西條辰義先生(大阪大学)、竹村和久先生(早稲田大学)、船木由喜彦先生(早稲田大学)による人文・社会科学系における実験系研究の最先端の講義という盛沢山の内容を、3日間の短期集中で行います。
また今年は、信大におけるレクチャープログラム内で、トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社協賛でEye-tracking機器のデモンストレーションを実施するのに加え、玉川大学に場所を移して、9月16-17日の2日間でfMRI実習を予定し、本格的な実践プログラムも用意しています。

日時
2010年9月13日(月)-15日(水):講義(信州大学)
     9月16日(木)-17日(金):実習(玉川大学)
場所
信州大学 松本キャンパス経済学部新棟6F 会議室(講義)
玉川大学 脳科学研究センター(実習)
(各大学へのアクセスは下記、日程表のところのPDFファイルをご覧ください。)
 

 

目的

 

経済学・心理学・政治学など、人文・社会科学のさまざまな分野の研究者が、社会科学における実験手法及び神経科学の基礎を習得する。

対象者
 

参加者の必要条件は大学院生及び若手研究者を中心に「神経科学」の基礎を学習したいと考えている方。基本的に社会科学の実験に興味があり、これから神経科学の知識や手法を用いて実験研究を行うことに興味のある方ならばどなたでも応募できます。ただし、会場の設備などの都合上、人数を約60名に限定させていただきます。定員になり次第締め切りますので、あらかじめご了承ください。

日程表(予定)
 

講義(信州大学)日程表PDF(192KB) 更新しました(2010.9.9)

実習(玉川大学)日程表PDF(253KB) 更新しました(2010.8.24)

実習で使用するPCについて(71KB) 更新しました(2010.8.24)


9月13日(月) 信州大学松本キャンパス経済学部新棟6F会議室

        講義(信州大学)日程表.PDFのキャンパスマップ参照)
9:30- 受付開始
10:00-10:05 西村直子先生(信州大学)開会の挨拶
10:05-11:25 竹内幹先生(一橋大学)『社会科学における実験の意義』
11:30-13:00 下條信輔先生(カリフォルニア工科大学)『選好意思決定の行動/神経対応~自分のなかの他者』
13:00-14:30 昼食
14:30-16:00 高橋英彦先生(京都大学)『意思決定における情動の脳イメージング』
16:10-17:40 春野雅彦先生(玉川大学)『意思決定における複数の脳内プロセスと個人差』

18:30- 特定領域研究者会議および懇親会 東急イン (参加費無料)

9月14日(火) 信州大学松本キャンパス経済学部新棟6F会議室
 9:30-11:00 大井学先生 (金沢大学)『自閉症との共生と治癒(治療)が調和可能な社会の模索』
11:10-12:40 西條辰義先生 (大阪大学) 『A Solution to Prisoner's Dilemma』
12:40-14:00 昼食
14:00-15:30 竹村和久先生 (早稲田大学) 『眼球運動測定装置を用いた選好形成と意思決定過程の研究』
15:40-17:10 船木由喜彦先生 (早稲田大学) 『Eye-Tracking Social Preferences』
17:20-18:20 Eye-tracking機器デモンストレーション トビー・テクノロジー・ジャパン

9月15日(水) 信州大学松本キャンパス経済学部新棟6F会議室
9:00-12:00 参加された学生による発表会
12:00 解散(実習に参加する人は移動)

 

9月16日(木)玉川大学 大学8号館123教室集合

        (実習(玉川大学)日程表.PDFのキャンパスマップ参照)
10:00- 実習開講にあたり
     坂上雅道 玉川大学脳科学研究所脳科学研究センター主任・教授
10:10- 全体講義1 MRIの基礎
     松田哲也 玉川大学脳科学研究所准教授
11:00- 全体講義2 fMRI解析の基礎
     松元健二 玉川大学脳科学研究所准教授
12:00- 昼食
13:30- グループ実習1
15:30- グループ実習2
17:30- 終了
 

9月17日(金)
10:00- グループ実習3
12:00- 昼食
13:30- グループ実習4
15:30- 総括
 

*グループ実習(グループごとに以下の4つのプログラムを行います)
①fMRI実験実習
②fMRI解析実習
③fMRI解析実習
④ラボツアー

 

実習で使用するPCについて
玉川大学の方でもPCは何台か用意しますので、PCの持参がなくても問題ありませんが、
持参可能な方はご持参下さい。

・PCのスペックについて
Windows
WindowsXP, Vista, Windows7がインストールされているもの
メモリーが1GB以上推奨
ハードディスクの空きが数GBあるもの
CDもしくはDVDドライブがあるものか外付けドライブ

Mac
Intel版のもの
メモリーが1GB以上のもの推奨

・ソフトウェアについて
Matlabはインストールされていなくても問題ありません。Matlabがなくても使用できる画像解析ソフトもしくはMatlabの試用版の借用を検討中

参加費

 

無料(受講料および懇親会)、

 

13日、14日の宿泊代は無料です。

宿泊および懇親会会場:

松本東急イン (http://www.matsumoto-i.tokyuhotels.co.jp/ja/index.html

 

それ以外の日の宿泊施設については、各自でご用意、ご負担をお願いいたします。

 

12日の前泊を東急インで希望される場合は、大阪大学西條研究室 栗棟(secsaijo@iser.osaka-u.ac.jp)まで個別にメールでご連絡下さい。
先着20名まで受け付けます。ただし、宿泊代(素泊まり7000円)は各自負担していただきます。
 

参加ご希望の方は、下記の申請用紙で必要事項記入の上、メールにてお申し込みください。

申込時の記入事項

 

申請用紙はこちら

  • 申請用紙をダウンロードし、必要事項(氏名(ふりがな)、住所、電話番号、メールアドレス、所属、職位(学年)、専門分野、なぜこのセミナーに参加したいかの具体的な理由(400字以内))をすべて入力してください。
  • メールタイトルを「実験社会科学サマースクール参加希望」とし、入力したエクセルファイルを添付して、信州大学西村研究室(nnaoko@shinshu-u.ac.jp)に送信してください。

締め切りは8月20日迄とさせていただきます。なお、締め切りまでに応募された方でも、定員に達した場合や本スクールの趣旨とは異なる理由による参加希望の場合には、参加をご遠慮いただくことがあります。あらかじめご了承ください。参加可能な方には8月下旬~9月上旬に詳しいお知らせをお送りします。
 

選考および内容等に関するお問い合わせは、信州大学西村研究室:nnaoko@shinshu-u.ac.jp
宿泊等に関するお問い合わせは、大阪大学西條研究室:secsaijo@iser.osaka-u.ac.jp
 

 

 

大阪大学社会経済研究所 西條研究室 Tel:06-6879-8582 Mail:secsaijo@gmail.com