東日本大震災によって多くの人が甚大な被害を受けました。被害を受けた方々が普段の生活を取り戻し復興できるように、被災された方々のご努力に加えて、多くの人々が様々な方法で貢献しています。こうした努力が、一刻も早い被災地の復興につながるはずです。一方で、東日本大震災は、それまで予想されていなかったほど大きな地震が発生することがあることを、私たちに教えてくれました。
 いずれ発生することが予測されている東海・南海・東南海連動型地震や日本中どこでも発生する可能性がある直下型地震に対して、私たちは常に備えておかねばならないのです。ところが、今回の震災でも明らかになったように、震災に対し備えが十分でなかった人たちも多かったのです。
私たちは、いつ発生するか分からない地震に対して、その対策を後回しにしたり、怠ったりしがちです。そうした私たち人間の行動特性を前提にして、地震対策を進めていく必要があります。
 本シンポジウムでは、行動経済学という人間行動の特性を前提にした地震対策のあり方を研究してきた一橋大学大学院経済学研究科齊藤誠教授日本大学経済学部中川雅之教授の講演をもとに、震災への備えを考えていきたいと思います。 
 


 
 講  演
     齊藤 誠 (一橋大学大学院経済学研究科 教授)

    
 中川 雅之 (日本大学経済学部 教授)

     大竹 文雄 (大阪大学社会経済研究所 教授)
『穏やかな介入主義で行こう』

『人はなぜ耐震マンションを選ばないのか』


司 会
 

  
◎定員に達しましたので申し込みを閉め切りました。
多数のお申し込みありがとうございました。 

   
  
   
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