住宅・不動産金融市場の経済分析
証券化とローンの選択行動
沓澤 隆司 (著)

出版:日本評論者
定価:3990円 
ページ数 237頁
ISBN:978-4-535-55546-4
発行: 2008年2月

 

  • インターネット調査による住宅ローンや不動産証券化に関するマイクロデータを用いた実証分析
     
  • GIS(地理情報システム)を用いたデータを元に犯罪と地価・家賃の関係を 解明。
     
  • サブプライム問題にも対応し、リスクを適切に管理した効率的な住宅・不動産金融市場の将来像を提示


≪Contents≫
序章 「住宅・不動産金融市場」の形成
第T部 住宅ローン市場の行動分析・・・住宅ローン利用者の行動分析が中心
第1章 フラット35がもたらした市場の変革−住宅ローンの証券化
第2章 アメリカのサブプライムローンの課題
第3章 利用者は何を理由に住宅ローンを選択するのか
第4章 危険回避度・金利変動が住宅ローン市場・住宅需要に与える影響
第5章 住宅ローンのライフサイクルの中での選択と影響
第2部 不動産証券化市場の行動分析・・・投資家や投資法人の行動形態を分析
第6章 不動産証券化市場におけるリスクと行動形態
第7章 不動産証券化市場の投資家の選択と動機
第8章 REITの収益性の要因
第3部 住宅・不動産評価の新たな方向性
第9章 生活性能は住宅・不動産の評価に影響を与えるか
第10章 犯罪発生の地価・家賃への影響
第11章 地域特性や時系列の変化をふまえた地価の推計
第12章 教育水準は住宅の評価を変えるのか
終章 住宅・不動産金融市場の将来像と政策の方向性