ホーム » 教職員 » 教員
助教 
明坂 弥香
あけさか みか

関西学院大学経済学部卒、博士 (経済)(大阪大学)

[専門分野]
労働経済学、行動経済学、応用ミクロ計量経済学

 
近年の研究テーマ
  • 選好パラメターの変化
  • 高齢者就業
  • 女性就業

 私の研究は、行動経済学・労働経済学に分類され、経済学の各分野の中でも、特に日々の暮らしと密接に関係したトピックを扱っています。マイクロデータと呼ばれる、個人や家計単位のデータを用い、人々の行動特性を明らかにしたり、政策効果の推定をしたりしています。

 行動経済学の研究では、せっかちさや慎重さなど、人々の行動を規定する気質(選好パラメター)について調べています。伝統的な経済学では、選好パラメターは個人の一生を通して不変だと考えられています。ところが、実際にアンケート調査等のデータから、同一個人の選好パラメターを継続して測ってみると、かなり変化していることが分かります。私の研究では、震災の被害、給与の支払いサイクル、加齢などに伴って、選好パラメターがどのように変化するのか、そのパターンについて分析しています。このパターンを知ることは、より効果的な制度や政策を考える際に役立ちます。

 労働経済学の研究では、少子高齢化の日本において、就業を促進する必要がある高齢者や女性の就業行動について調べています。具体的には、高齢夫婦が退職時期を決める際に、片方の就業延長がもう片方の就業にどのように影響するのか、保育所を利用することが女性のスキルを積むためにどの程度役立っているのかについてです。


図は、年金支払日の前後でリスク許容度(θ)が大きく変化することを示している。

主要業績