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教授
芹澤成弘
せりざわしげひろ

筑波大学第一学群社会学類卒、Ph.D.,(ロチェスター大学(米国))

[専門分野]
メカニズム・デザイン、ゲーム理論、ミクロ経済学、社会選択論

近年の研究テーマ
(1)投票モデル (2)公共財モデル
(3)純粋交換経済モデル (4)割り当てモデル
(5)オークション・モデル

 私の主たる関⼼は、社会的に望ましい資源配分を達成するルールの設計です。ここで「社会的に望ましい」とは、資源配分がパレート効率性などの効率性の条件や公平性の条件を満たしていることを意味しますが、資源配分がそのような効率性や公平性を持っているかどうかは、個⼈の選好や能⼒などの私的情報にもとづいて判断されます。そのため、社会的に望ましい資源配分を⾏うためには、私的情報をなんらかのかたちで引き出すことが必要ですが、その際、虚偽の情報を伝達することにより私的利益を得ることが可能な場合があります。そのような「(情報の)戦略的虚偽表明」の結果、社会的に望ましくない資源配分がなされてしまう恐れがあります。このような理由から、ルールが実際に社会的に望ましい資源配分を達成するためには、戦略的虚偽表明を防⽌することが必要です。
 公共財モデル、純粋交換経済モデル、投票モデル、分配モデルなどのいろいろなモデルで、戦略的虚偽表明を防⽌しすることによって、社会的に望ましい資源配分を実際に達成できるルールの設計可能性について研究しています。



Shigehiro Serizawa and John A. Weymark "Efficient strategy-proof exchange and minimum consumption guarantees," Journal of Economic TheoryVolume 109, Issue 2, April 2003, Pages 246-263.



主要業績