「法と経済学」による公共政策分析
常木 淳 著

出版:岩波書店
定価:4,200円 
ページ数 192頁
ISBN-10: 4000247816
ISBN-13: 978-4000247818
発行: 2012年11月22日

公共政策分析をめぐる法学と経済学,それぞれのアプローチを検討し,両者の間にある容易に越えがたい学問的溝がどのように生じているかを明らかにする.そして行政法を中心として公法学の分野における「法と経済学」の方向性について,経済学の立場から法学との生産的な協働関係についての示唆を与えようとする画期的な試み.


<目次>
 
第1部 公共政策分析の理論的基礎
 第1章 公共政策方法論の基礎構造
 第2章 公共政策分析と法解釈学
 第3章 公共政策分析の憲法的基礎
 第4章 公共政策分析と政治過程
第2部 公共政策分析の行政法への応用
 第5章 日本の官僚制
 第6章 行政の効率性・説明責任原則と費用便益分析
 第7章 公共サーブィス供給の基本方針
 第8章 公共サーブィスの民間委託についての基本方針