International Economic Review

ペンシルバニア大学と大阪大学社会経済研究所の共同編集による学術誌
International Economic Review (IER) は創刊以来、ペンシルバニア大学と大阪大学の双方に編集室が置かれ、EditorのDirk Krueger (ペンシルバニア大学)、Co-Editorの青柳真樹(大阪大学)のもと、相互の独立と協調のもと運営されています。編集委員のメンバーは、国際的に定評のある幅広い分野の研究者です。
創刊の経緯
IERは1960年に大阪大学の森嶋通夫、ペンシルバニア大学のLawrence R. Kleinの二人によって創刊されました。創刊の目的のひとつは、質の高い経済学学術誌に対する世界的な需要に応えること、もうひとつは、日本の経済学者による研究活動の活性化のため、国内に信頼できる編集室を設立することでした。IERはその創刊当初より数理経済学、理論経済学、計量経済学の分野で影響力のある一連の論文を掲載し、瞬く間に成功を収めました。これらの論文は、現代の古典とも称されています。その後、経済学分野で多くの学術誌が創刊されましたが、IERは一貫して世界トップクラスの経済学学術誌として高く評価されています。
創設当初、IERはその編集活動に対して関西経済連合会から物質的、財政的に大きな支援を受けました。現在では、大阪大学社会経済研究所とペンシルベニア大学経済学部により非営利の共同事業として運営されています。
IERは、年1巻、4号(2月、5月、8月、11月)を発行しており、英文での投稿のみ受け付けています。
国際学会の開催
大阪大学のIER編集室では、国際学会を主催または共催しており、そこで報告された論文の一部はIERに掲載されています。例えば、1992年11月には「日本企業と市場の経済分析」に関する学会が、1999年3月には「実験経済学の新展開」と題された学会が開催されました。両学会には、日本国内だけでなく、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア各地から約100名の参加者が集いました。
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