実験社会科学 - 実験が切り開く21世紀の社会科学 -

テーマ：「社会的ジレンマの解決を目指して」

罰の与え方に関する生物学的アプローチ，ゲーム的アプローチ，実験的アプローチ，心理学的アプローチ， さらには，進化ダイナミックス・アプローチ，メカニズム・デザイン・アプローチ，行動モデル・アプローチなどなど， 社会的ジレンマの解決を目指して，特定領域の研究者が取り組んできた成果の一端を紹介します．

10:00-10:50
巌佐庸（九州大学）
「社会的ジレンマの解決：とくにgraduated punishmentがなぜ望ましいのか」

11:00-11:50
清水和巳（or 上條良夫）（早稲田大学）
"Solving coordination failure without an external incentive: Gradualism, endogeneity and modification modification matter"

1:00-1:40
川村哲也（大阪大学）
「確率継続社会的ジレンマにおける互恵性の多様化」

1:45-2:25
渡部 幹（早稲田大学）
"Behavioral linkage of multi-order punishment in human cooperation"

2:25-2:45 Coffee Break

2:45-3:25
西條辰義（大阪大学）
「囚人のジレンマを克服するメカニズムの設計と実験：バートランド・ラッセルはなぜ変節したのか」

3:30-4:10
舛田武仁（大阪大学）
"Evaluating the predictive performance of equilibrium and behavioral models in approval mechanism experiments"

4:15-4:55
岡野芳隆（大阪大学）
"Toward solving social dilemma: theory and experiment"